山口会長挨拶         石村眞一様の講演
         62期生と先生方              校歌斉唱
 5月29日(土)、恒例の楠葉会総会及び、親睦会が守口ロイヤルパインズホテルにて開催されました。

総勢150人近くの同窓生に参加していただきました。中でも、新しい同窓生である62期生の参加が多く、賑やかな会になりました。山口愛彦楠?会会長(高2)の挨拶で総会が始まりました。四條畷高校をバックアップしてくださっている様子や、母校への愛情が伝わってくる内容でした。

池田校長先生は、進学指導特色校に向けての改革や、国際交流の推進など、四條畷高校のさらなる発展を目指した内容を述べられました。そして、「畷高に新たな歴史をつくる」と熱い情熱を述べられました。

石村眞一氏(高21)による「日常の生活用具にデザインの原点を探る」と題された講演が行われました。「樽、桶」、「まな板」といった生活用具の歴史や、地域による材質の違い、形の違いなどをご自身で全国を調査しその様子を紹介されました。調査結果の資料や写真は、膨大な時間と苦労の賜物であることを物語っていました。また、世界各国、主にシルクロードを調査され、世界の「樽、桶」の形も紹介されました。バターの生産に「樽、桶」が使用されており「世界はバターと桶で文化がつながっている」という言葉には、世界を見て来られた説得力がありました。

石村眞一氏の経緯についても話され、当時の四條畷高校の様子や先生方の思い出をジョークを交えながら楽しく話されました。研究に対する情熱や意志も述べられ、「『目標』を設け、それに向かって研究を続けてきた。『目標』は物事を考える基盤だ。」という言葉には深い感銘を受けました。

  親睦会では、橋本昇治副会長の乾杯のご発声から始まりました。校歌斉唱や集合写真も行われました。新会員代表の挨拶では、62期生の庄司氏がこれからの抱負や目標を元気よく述べられました。

 四條畷の歴史と誇りがいつまでも引き継がれていくことを期待すると共に、楠葉会の輪がさらに広がっていくことを願っております。

 
22年度楠葉会総会及び懇親会について